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2017年2月6日

第25回逆流性腎症フォーラムに出席してきました

名古屋能楽堂

こんにちは。片山です。

ここはどこだと思いますか?

名古屋市にある名古屋能楽堂という建物の中です。

今回は題名にもあるとおり逆流性腎症フォーラムという学会のような研究会のような会に出席してきましたのでご報告です。

いやしかしこんな場所、岡山なんぞに住んでてまず行かないですよね。貴重な経験です^^

この壇上に上がれるんだから、発表者冥利に尽きます^^

 

さて、そもそも逆流性腎症とはなんぞやって感じですよね。

普段尿は腎臓から膀胱、尿道へと流れていくものですが、膀胱から腎臓の方へ逆流はしません。

ここが逆流すると膀胱内にいる細菌が腎臓に上がってきて腎盂腎炎という腎臓に炎症を起こす病気にかかってしまいます。

この時腎臓に炎症がおこり、腎臓の機能がどんどん落ちていく状態および病気を逆流性腎症と言います。

これはいったん起こると基本もとに戻らないので、なるべく腎盂腎炎を予防する必要があります。

逆流性腎症は歴史が長く、小児で腎不全になる理由としても多いです。それだけ研究する必要があるということになりますね^^

で、この腎症を研究する会がこの逆流性腎症フォーラムという会になります。

 

私、今年も出席してきました。

この会は毎回出るごとに有意義な情報を得て帰るということを目標にしております。

即戦力のある知識があれば、それがすなわち明日の診療にも役立つかもしれないからです。

といってもやはり専門家が集まる会です。難しい内容もちらほらとw。

私の発表はあるにはありましたが、そんな内容よりもっと素晴らしい内容がたくさんありました。

自分も発表しますが、基本は勉強ですね。何年たっても勉強です><

 

さて、この会、少人数なだけに厳しくも和やかな雰囲気なのですが、逆に知り合いがいないとなかなか話す機会が得られません。

実はこういう研究会の後はたいてい親睦会やら情報交換会みたいな食事しながら語らう場所が設けられます。

この会は今は小児泌尿器科、小児科の先生方で9割以上を占めてまして、私みたいな小児外科医はかなり少なく、自分はそれほど知り合いがいません。

人付き合いはそれほど悪くないと自負しておりますが、この会の親睦会だけはどうしても出席しにくいですw

もっと人付き合いも勉強する必要がありそうです。

人生折り返したばかりというのに、いろいろな意味でまだまだ半人前と自覚してしまうのでした。

あ、だから折り返したばかりで良いのか??w

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