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2016年6月13日
第25回中国地区重症心身障害研修会に行ってきました
こんにちは。片山です。
新しいメンバーになって新しい風が私たちの中でも吹いてます。
新たに頑張っていこうという気になってます。
だからというわけではありませんが、先日中国地区重症心身症が研修会に行ってきました。
現在当院から南岡山医療センターという医療型重症心身障害児入所施設に月2回程度往診に行ってます。
重症心身障害児の場合往々にして外来受診は負担になります。
特に入所しているような児は重症であることが多く、1人の付き添いだけで受診できない場合もあります。
往診をすることによりその負担を減らしているわけですが・・・
私が現在南岡山医療センターに出向いてまして、その際にいつも対応してくださる小児科の先生にこういう会を主催しますと言われ、せっかくなので出席させていただきました。
土曜日の昼という休みたい?時間ではありましたが、行ってみるとすごい熱気!!
療育の歴史の話を島田療育医療センターの小沢先生から詳しく勉強いたしました。島田療育医療センターは日本で初めてできた重症心身障害児のための施設です。熱い思いを持った先生で療育関連を熱心にされている先生の講演です。小児外科医の立場とはまた違った重症心身障害児への接し方で大変ためになる講演でした。
もう一つのイベントはなんとロボットスーツです。
ロボットスーツというのは医療の現場では脳梗塞などで肢体が満足に動かせない状態の人のリハビリに用いられるものであり、目覚ましい発展を見せています。 今回ロボットスーツのパイオニアであるサイバーダイン社の講演を聞かせていただきました。
これはどちらかというと患者さんたちに、というわけでなく、仕事している方のために、というニュアンスが強いのですが、重たい患者さんたちを軽々持ち上げるといった介護の分野でとりわけ大きな力を発揮しそうですね~。
手術するにもダヴィンチというロボット手術がすでに採用されているように介護の分野でもロボットが進出してきています。
リハビリ目的でも使用されるロボットスーツは今後の医療の分野において欠かせないツールの一つになるんだと実感できました。
4時間程度の会でしたが、有意義な時間を過ごすことができました。
まだまだ知らないこともあるもんだと勉強できた一日でした。
ちなみに撮影した写真は、プライバシーを考慮した結果、わかりにくい写真になってしまいました><
重たいものを持ち上げるのに力を発揮するロボットスーツです。
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