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2015年12月27日
青山ミッション報告
こんにちは。今年も残すところあと僅かとなりましたが、ここでこの12月に当院名誉院長の青山先生に同行し、ミャンマーの地で医療活動を行ってきたのでご報告をいたします。
青山先生はミャンマー北部の町、ザガインのワッチェ病院でボランティア医療活動をしているNPO法人Japan Heartを援助する為に年に2回、それぞれ1週間のボランティア手術ミッションを行われています。今回のミッションは12月6日からはじまり、1週間で21件の手術を行いました。
ミッション中は現地スタッフと生活をともにします。朝は6時のラジオ体操から1日がはじまります。
まだ日も出ておらず、ミャンマーといえどなかなかの寒さです。
その後、ミャンマースタイルの朝食をとり、病院に向かいます。
回診を終えたあとは手術がはじまります。
連日、青山先生の手術につかせて頂き、このようなことはそうそう無いので大変貴重な経験となりました。
1日の手術を終えたあとには、当日の手術についてカンファレンスが行われます。
カンファレンスが終わる頃にはすでに日にちをまたぐことも多々ありましたが、スタッフ一同積極的にディスカッションを繰り広げます。
こういった毎日を過ごし、途中、発熱と嘔吐下痢に苦しむこともありましたが、無事に1週間を終えることができました。苦楽をともにし、チームとしてもより一致団結できたものと思っています。(写真では若干、顔色がわるくやつれては見えますが・・・)
今回、ミャンマーという非日常の中で医療活動を行い、普段はめったに経験できない症例を経験したことで、より一層、小児外科への熱がわきました。このような機会を与えて頂けたことに心から感謝するとともに、今回の経験を普段の診療に還元できたらと思います。
以上、人見でした。
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