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2015年7月9日

ミャンマーに行ってきました。

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 こんにちは。ふくいといいます。今年4月から小児外科で働いています。よろしくお願いします。さて、6月末、青山先生について、ミャンマーに行ってきました。と言いましても、それ自体は、私にとって特別なことではありません。ここに来る前は、ミャンマーでジャパンハート(JH)の活動をしていました。ちなみに、JHで活動する前は、日本で消化器・一般外科医の仕事をしていました。それにしても、ミャンマーで活動していた頃は、日本だったら、こうなのに、ああなのに、と日本を懐かしく思ったものですが、日本に帰ってきたら帰ってきたで、ミャンマーだったら、こうなのに、ああなのに、とミャンマーのことを思い出すのは、なぜなのでしょう。人の心は不思議なものです。

 話を戻しまして、ミャンマーに行きました。年に二回、青山先生はチームを組んで、ミャンマーのJHの病院に子供達の手術をしに行っています。JHの病院でも、日々、手術は行われていますし、件数もかなり多いのですが、普段行われている手術とは種類が違います。JHのミャンマー人も日本人も、非常にいい刺激になりますし、大変勉強になります。そして、何より、患者さん達が普段は受けられない専門的な治療を受けることができます。実は、私自身、昨年一年間JHで活動していながら、青山先生の活動に参加するのは、今回が初めてでした。その時によって多少違うようですが、今回は尿道下裂の手術が多かったです。正確なことは分かりませんが、おそらく数自体が多いのと、難易度の高い小児外科手術を行う医師がなかなかいないのかもしれません。

 今回はJHの病院で手術治療を行ったほかに、以前、日本で治療を受けた子の家を訪問したり、マンダレー(ミャンマーで二番目に大きい都市で、JHの病院は比較的近いところにあります。)の小児病院に行って、情報交換をしたり、院内を見学したりしました。青山先生は、実際に、手術にも入られました。

 充実した旅になりました。ついこの前帰国したばかりなのに、また行ってもよいのだろうか、とか、小児外科医としての経験は長くないのに、専門チームの一員として参加してもよいものだろうか、とか、行く前は余計な心配もしましたが、実際、余計な心配でした。本当に楽しかったですし、いくらかは患者さんやJHの皆さんの力になれたかな、と思います。そして、これからも頑張ろうと、前向きな気持ちになれました。

 

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