小児外科は生まれたばかりの赤ちゃん（新生児）から学童期（中学生：16歳未満）までのお子さん方の外科治療なら国立岡山医療センター小児外科まで。

第297回岡山市小児科専門医会

こんにちは。片山です。 久しぶりの更新です。少し遅れがちな更新になってしまい恐縮です。

さて、GWも終わり5月病になる暇もなくいろいろと仕事があります。 4月から新しくこられた先生方に慣れてもらうまで、まだもう少し忙しく動き回らないといけなさそうです。 新しくこられたスタッフの先生の自己紹介をまたこのブログ上でしていただきますね。

そんななか去る5月9日に第297回岡山市小児科専門医会5月例会に出席してきました。 今回は私達の病院から小児外科医3名の演者が会で発表させていただく機会をいただきました。 この会は岡山市にある主に小児科開業医の先生方が中心となり開催されています。 当院の後藤、中原、片山の3人が出席し発表、講演させていただきました。 小児科の先生方の前で小児外科の病気についてお話させていただく機会を得て皆張り切って伺いました。 なのに写真を撮るのをすっかりわすれてしまい・・・＞＜ ブログの読者の方々に会場の雰囲気をお伝えすることかなわず・・・　　大変申し訳ございません。 うっかりしすぎです・・・ なので冒頭の写真は発表したスライドの中の1枚を出しています。

今回は小児の急性腹症をテーマにしました。 急性腹症というのはおなかが痛い状態のことを指します。 なので便秘などの軽い状態から、虫垂炎などの手術を要する状態まで幅広い「腹痛」を呈する状態の総称となります。 私達小児外科医はまずほとんどが小児科の先生方からの紹介で急性腹症のお子さんを診察します。 なので小児科の先生方にそういう患者さんのお話をさせていただけるということはお互いにとって勉強になります。 またこういう機会があれば参加させていただきたいですね。 このたびはありがとうございました。

今月は小児外科学会が月末に神戸市で開催されます。 なるべく皆で出席する予定であり、その間手術は行うことができません。 病気のお子さんにご迷惑をおかけしますが、ここで得た知識を皆さんに還元できればと思っています。