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2014年6月5日

外来の順番について

reception

ご無沙汰しております。片山です。
最近尋ねられることが多くなってきたので、このブログに書こうかなと思いました。 外来の順番のことです。

基本私達は順番どおりに診察していますが、外来にこられた患者さんはいつも待合室でずっと待っていただいてるとは限りません。 お呼びしたときにいない場合はどうしようもないので、ずれてもらうのは居合わせなかった方もしょうがないかなと思うのではないかと考えていますが、待合室に来た人が突然診察室に呼ばれるというのは横でずっと待ってらっしゃる方にとっては不公平感を感じるのではないでしょうか。
時にこちらの説明不足で気分を害されることもあろうかと思いますが、それでも実は順番どおりに呼ばせてもらっています。

私達の外来はほとんどの患者さんが他院からの紹介、もしくはずっと通院しておられる患者さんです。このような場合にある程度事前に患者さんの状態がわかっている方に関しては、診察の前に採血やレントゲンなどに行ってもらうことがあり、結果が出てから診察となります。 (尿路感染症なら検尿、腸疾患ならレントゲン写真、胆道閉鎖症なら採血  などなど) 採血もレントゲンも病院全体の外来が混んでいるときは1時間ほど経過しないと結果が返ってきません。患者さんや親御さんもその間ずっと待合室に待つのは大変なので、席をはずしてもらってます。 その方々が待合室に帰ってくるときは1時間以上待って検査結果が出たときであり、その方々を診察するときは、他に診察を待たれている人によってはなんで自分より先に呼ばれるのかと不思議でならないことでしょう。

上記のような理由ですので、決して誰かを特別扱いしているわけではないことを知っていただきたくブログに書きました。
ただし、状態が相当悪い患者さんは早く診察する必要がありますのでご了承ください。

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