ブログ
2020年6月30日
7年ぶりの医療センター復帰

2013年に岡山医療センター小児外科を退職後、約7年間東京にある東邦大学医療センター大森病院で小児腎移植をはじめとする小児泌尿器科・小児腎不全外科診療を学び、この度復職いたしました高橋雄介と申します。
これまでも岡山医療センターでは前副院長の後藤を中心に小児腎移植診療を行なっておりましたが、年1-2件であったため、より多くの腎移植を経験したいということで勉強に出させていただきました。
小児の腎臓病は成人の腎臓病と異なり、小児外科的な診断・治療を必要とする合併症がある患者様が多くいらっしゃいますので、小児外科医が小児腎移植診療を提供するということは大きな意味があります(残念ながら腎移植を行う小児外科施設は非常に稀です)。
また、西日本では低体重のお子様や排尿に問題のあるお子様への腎移植を提供できる施設が少ないという現状があります。
そのような腎臓病の子供たちに腎臓移植外科協力のもと小児外科で一丸となり、良質な小児腎移植医療を提供できるよう尽力していきたいと思います。
またこのブログの中でも子供の腎臓病に関する情報提供を行なっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
新しい記事 <<4年ぶりに